2023年3月福島
ちょっと日が経ってしまったけど、経ってしまったからこそ客観的に記録。
今回は「桃の摘蕾」を学んだ。
↑これは桃の花芽。
摘蕾のやり方について詳細はInstagramに書いたが、清野ファーム独自のやり方が一つだけある。
それは、大きくて美味しい桃を実らせるために、父が(というよりアルバイトの方の)失敗だと思ったことが、なんと成功に繋がったというやり方なのだ。
それは企業秘密だが、農業でもセオリー以外のところに実は成功の種があったりする。
「農業に失敗はない」
と父は言う。
「やってみないとわからない」
と。
こちらはポポーの木。
ここから2メールになるらしい。
樹勢が強く、花が咲きそうな木もあるが、中途半端な成長段階で花を咲かせると、木がそれ以上成長しなくなることがあるらしい。
だから、花芽を取るか咲かせてみるか父は検討していた。
どのタイミングで花を咲かせるかが大事だなんて、知らなかった、
なんだか、人間みたいだ。
タレントさんとか、ブレイクさせるのが早すぎて、その後続かなくて引退、なんてこともあるが、植物にもあるんだなと。
ビジネスにもあるだろうな。
植物も人間の相似形なんだね。
植物から改めて学ぶことが多い。
りんごは花芽をつけたところ。
りんごの花芽は去年伸びた枝にはつかない方がよく(大きさや味などから)、その前の年に伸びた枝についた花芽に良いりんごがなるそう。
りんごの花芽は桃とは違う。
来月は月末に福島に出張予定。
りんごの人工授粉か、摘花の時期。
また,楽しみ。