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これから農家を継ぐ46歳からの農業1年生のブログ

2023年3月福島

ちょっと日が経ってしまったけど、経ってしまったからこそ客観的に記録。

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今回は「桃の摘蕾」を学んだ。

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↑これは桃の花芽。

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摘蕾のやり方について詳細はInstagramに書いたが、清野ファーム独自のやり方が一つだけある。

それは、大きくて美味しい桃を実らせるために、父が(というよりアルバイトの方の)失敗だと思ったことが、なんと成功に繋がったというやり方なのだ。

それは企業秘密だが、農業でもセオリー以外のところに実は成功の種があったりする。

「農業に失敗はない」

と父は言う。

「やってみないとわからない」

と。

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こちらはポポーの木。

ここから2メールになるらしい。

樹勢が強く、花が咲きそうな木もあるが、中途半端な成長段階で花を咲かせると、木がそれ以上成長しなくなることがあるらしい。

だから、花芽を取るか咲かせてみるか父は検討していた。

どのタイミングで花を咲かせるかが大事だなんて、知らなかった、

なんだか、人間みたいだ。

タレントさんとか、ブレイクさせるのが早すぎて、その後続かなくて引退、なんてこともあるが、植物にもあるんだなと。

ビジネスにもあるだろうな。

植物も人間の相似形なんだね。

植物から改めて学ぶことが多い。

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りんごは花芽をつけたところ。

りんごの花芽は去年伸びた枝にはつかない方がよく(大きさや味などから)、その前の年に伸びた枝についた花芽に良いりんごがなるそう。

りんごの花芽は桃とは違う。

来月は月末に福島に出張予定。

りんごの人工授粉か、摘花の時期。

また,楽しみ。