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これから農家を継ぐ46歳からの農業1年生のブログ

広島

今回はマリノスのアウェイ応援を兼ねて広島の市場調査へ

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サンフレッチェ広島は広島カープの影に隠れてサポーターも少ないとかなんとか聞いたことがあります。

結構人がいるような感じがしたのですが

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スタジアムには土曜日の19時という日程で、15,000人の来場者数。

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スタジアムには沢山の人がいるような気もしましたが、椅子の色による目の錯覚効果でしょうか。

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マリノスのサポーターはアウェイなのにかなりいました。1000人?くらい?

ちょうど昨日は広島市民球場カープジャイアンツ戦もあったようで、そちらに行かれる方もいたのでしょうか?

さて、広島の印象は

・レモン

・牡蠣

でした。

すごく目に入ったのはこの二つ。

農家だからか、加工食品より、地域で採れる作物そのものに着目していた気がします。

スタジアムで牡蠣焼きを食べました。

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空港のオイスターバー
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柿の種の牡蠣andレモン味
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↑これ夜中に食べてはいけないものですね。

美味しくて止まらなくなります。

これらのように牡蠣は牡蠣汁、レモンはレモン汁を使ったお菓子などの商品もインパクトありました。

とにかく私にはレモンと牡蠣のインパクトが大きかったです。

また、レモンは食品のみならず、日用品(ハンドクリームなど)にも使ってありました。

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「食べ物だからって食べ物に使わなくても確かにいいよなぁ」と勉強になりました。

それから

・もみじ饅頭

・広島焼き

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定番ですね。

もみじ饅頭は空港で自販機になってました。

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自販機ビジネス、いいよなぁ。

ちょっと考えたい形の一つ。

あとは広島に出発する日の朝にテレビで見かけた「熊野筆」かな。

有名なメイク道具ですね。

これも良く見かけました。

今回広島で思ったのは

「○○県といえばコレコレ」

という明確で分かりやすい統一されたブランディングは、観光客向けに大事かもなぁ、ということでした。

 

 

2023年6月福島

今回の農作業は、桃の摘果でした。

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商品としての価値が低い桃(小さい桃・核割れや二胚などの桃)は摘果して取り除きます。

多少は分別がつくようになりました。

また、基本的には葉っぱ40枚に桃1個程度に残しますが、枝全体で見たバランス、木全体で見たバランス、など、バランスも見ながら取り除いていきます。

ちゃんとした桃が残っていますように💦

また、りんごの摘果も少し行いました。

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りんごは実は難しかったです。

気候が変わってきた影響なのか、今年は花が一時期にまとまって咲かず、「こんな時期に?」というような遅く咲く花などがありました。

そのためか、父曰くこれまで以上に摘果が難しいと。

今後も気候が変わればりんごの栽培自体、福島では難しくなるだろうというのが父の見立てです。

ですから、今から準備をしなければなりません。

ここ何年も考えており、現在は試行錯誤を重ねています。

私も自分なりに色々考えています。

ポポー

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ハーブ
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キウイ
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このような農作物のみならず、他の事業にも視野を広げています。

時代が変われば環境は変わる。

うちの事業も、曽祖父のころから随分変わりました。

曽祖父の頃は蚕を飼っていたそうです(絹糸かな?)。

そして祖父は桃・梨・りんご

父は桃・りんご・りんごジュースとりんごジャム・キウイ(少しだけど)

農作物加工品も始めたのが父です。

私はどうするか。

トヨタが他人事ではない今日この頃です。

 

2023年5月福島

今回の福島出張では

①りんごの摘果

②桃の摘果

③ハーブの植え付け

④珈琲豆屋の調査

が目的。

①りんごの摘果

2回目の摘果

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実はすでに終わってしまっていたので、説明だけ受けた。

サンふじは葉っぱ50〜60枚に1個ならせる

②桃の摘果

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うちの桃は硬核期に入ったため、本当は立ち入ってはダメ。

というのも、この硬核期に摘果作業をすると核割れや生理落下を助長するそうで、摘果をしない方が良いそうだ。

なので、まだ硬核期に入っていない、叔母の友人の桃畑を手伝いながら、桃の摘果を学ばせてもらった。

【ポイント】

・最初に悪いものを取り除いてから間隔を調整し、枝全体→木全体でバランスを取る

・小さいものは取り除く

・枝の上についてるものは取り除く

・傷がついているものは取り除く

・桃と桃・桃と枝の感覚をみてぶつかる時は間を開けて取り除く

・中心から左右の半径が同じものを残す

・丸いものは2胚の可能性がある、平べったいものを残す

・その木その木で形や大きさが異なるので、その木の特性を見て決める

・40葉に1個桃をならせる

など

作業していたら狐に出会った。

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昔は狐やたぬきはそんなに出なかったのに、最近だと狐やたぬきのみならず、猪やカモシカまでこの辺に出るようになった。

③ハーブの植え付け

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ハーブやハーブティを販売するために購入。

ここから少しずつ増やす。

④珈琲豆屋の調査

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打ち合わせがてら「高いけど美味しい」と父が言う珈琲豆屋を調査。

ブランドは550円

ゲイシャは1100円

と豆によって価格が変動。

私はお店のブランドをいただいた。

まあまあ良い価格だったが、ドリップも上手で飲みやすく美味しかった。

素晴らしい。

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以上が今回の福島出張の報告。

次回は6/17〜18を予定

新潟

サッカー観戦でアウェイ新潟へ

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のついでに市場調査。

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「みなとのマルシェピアBandai」へ。

新潟は、福島に住んでいた頃から大好きで少なくとも年1で言っていたのだが、こうやって市場調査として出向くと全く新潟のことを知らなかったとわかった。

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「新潟の食材は東京の市場にほとんど出てこない」

とある有名スーパーの創業社長に聞いたのだが、本当かもしれない…

東京で見ないもの

他の農作物販売所で見ないもの

などがかなりあって、興奮。

特に調味料がすごいと思った。

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醤油の種類。

味噌もすごく美味しそうなものがたくさんあった。

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あと米。

米、新潟といえば!という感じですね。

流石にお土産に買いました。

あとは母の日なので送りました。

それから新潟といえば佐渡

佐渡産の農作物も結構あった。

佐渡産って東京ではあまり見ない気がする。

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この佐渡産のあく抜きわらび、近くに住んでたら買って帰りたかった。

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魚も佐渡のものかなりある。

あと、

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この「えい(かすべ)」がすごく美味しいと聞いていて、これも食べてみたかったなぁ!!

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売ってる魚の種類が豊富。

内陸の地域で売ってる魚って、たかが知れてるから、漁港近い土地の食の凄さを痛感。

出汁とか塩とかもすごい美味しそう。

目がキラキラしてしまいました。

そして子どもの頃からキャンプによく両親が連れて行ってくれた笹川流れの塩を購入。

笹川流れは私が28歳の時、足裏に大火傷をおって村上病院に救急車で運ばれた場所でもあり思い出深い。

あの火傷がなかったら、東京にきてなかったかもしれない。

と、話を戻して

新潟といえばあとはお酒ですね。

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お酒は私も夫も嗜む程度にしか飲めなく、日本酒が残念ながら飲めない。

でもワインはほんの少し飲むので、新潟県産の赤ワイン、弥彦ワインを購入。

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弥彦は弟が住む富山に行くときに通ったので記憶があり、

「弥彦ってワイン作ってるんだ!」

とびっくり。

これもまた知らなかった。

と、いうわけで新潟遠征は終わったが、遠征に行きながら(夫の満足)、地元の市場調査(私の満足)は新型感染症も落ち着いたので、また再開。

 

2023年4月福島

月末29〜30日に帰省して農作業。

今回はゴールデンウィークもあり、夫も一緒に。

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今回はりんごの摘果作業。

花が咲き終わった実で不要なものを取り除きます。

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・5〜6個ある実のうち真ん中の実を残して周りは取り除く(真ん中の実は一番最初に育つものなので大きくなる。

・生育が悪いものは花粉交配忘れたものである可能性もあるので、それは取り除く(側果の方が大きかったりする)

・昨年伸びた新しい枝の実は取り除く(今年枝をもっと伸ばすため)

・今どきまだ花が咲いているものは育ちが悪く大きくならないため取り除く

などルールがあり、乗っ取って作業を進めます。

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と言いますが、これが結構選別が難しいんですよ。

また、昨年、6月に降った雹でりんごに傷がついて大変だった経験から、「少し多めに残しておきたい」、という気持ちになり、迷ったものはちょっと取っておく戦法となった。

農作物は天候次第。

雹がなくとも、秋の台風もあるし、どうなるかはわからない。

ポポーは初めて花が咲いた。

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こんな下向いた小豆色?の花なんだと驚き。

今年は実がなるかも!

最後に

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3月に2022年度のりんごでジュースとジャムを作ったのだが、販売用のサイトを構築してなかったので、サイト用の写真を撮影して4月は終了。

次は5月。

2023年3月福島

ちょっと日が経ってしまったけど、経ってしまったからこそ客観的に記録。

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今回は「桃の摘蕾」を学んだ。

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↑これは桃の花芽。

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摘蕾のやり方について詳細はInstagramに書いたが、清野ファーム独自のやり方が一つだけある。

それは、大きくて美味しい桃を実らせるために、父が(というよりアルバイトの方の)失敗だと思ったことが、なんと成功に繋がったというやり方なのだ。

それは企業秘密だが、農業でもセオリー以外のところに実は成功の種があったりする。

「農業に失敗はない」

と父は言う。

「やってみないとわからない」

と。

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こちらはポポーの木。

ここから2メールになるらしい。

樹勢が強く、花が咲きそうな木もあるが、中途半端な成長段階で花を咲かせると、木がそれ以上成長しなくなることがあるらしい。

だから、花芽を取るか咲かせてみるか父は検討していた。

どのタイミングで花を咲かせるかが大事だなんて、知らなかった、

なんだか、人間みたいだ。

タレントさんとか、ブレイクさせるのが早すぎて、その後続かなくて引退、なんてこともあるが、植物にもあるんだなと。

ビジネスにもあるだろうな。

植物も人間の相似形なんだね。

植物から改めて学ぶことが多い。

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りんごは花芽をつけたところ。

りんごの花芽は去年伸びた枝にはつかない方がよく(大きさや味などから)、その前の年に伸びた枝についた花芽に良いりんごがなるそう。

りんごの花芽は桃とは違う。

来月は月末に福島に出張予定。

りんごの人工授粉か、摘花の時期。

また,楽しみ。

2023年2月福島

1月の記録を書き忘れていました。

1月は母方の祖父が亡くなり、丁度出張の時に葬儀と重なった。

よって、農作業ができたのは1日。

桃の木の剪定を、叔母の友人と2人で教わった。

 

2月は22日に行き、実際に桃の木の剪定に取り組んだ。

桃は既に剪定を終わっているのだが、父が私のために、数本残しておいてくれた。(この時期はウチでは本来りんごの剪定)

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うちの桃の剪定は「大きな桃を育てる」前提で行なう。

ゆえに、父流。

それで覚えようと思う。

実際やってみて、先月よりは理解が深まったが、ちゃんとマスターするまで、数年は要するだろう。

 

23日の午後は、剪定した木の枝を片付けた。

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叔母と2人で2時間でこんな感じ。

まだあと1時間くらいはやり、片付けたかったが、タイムオーバー。

 

来月は「摘蕾」を学ぶ。

つづく